新東京五社

東京五社とは何か

東京五社は、歴史的に格式が高いとされる神社のことで、日枝神社、明治神宮、靖國神社、大國魂神社、東京大神宮の五社のことになります。他には、東京十社という、明治時代に准勅祭社と定められた十社もあります。

新東京五社とは何か

東京五社が、あくまでも歴史的・格式的な基準で神社を選定しているのに対して、新東京五社は、五社のパワースポットを巡ることが、

・男・女、子授け、仕事・お金、地域・家庭の縁結びになる

・自分自身のスピリチュアルなエネルギーを向上させる

・皇居と東京駅を中心とした結界を張ることになり、日本が発展する

という、大変効果的な、パワースポット巡りです。
新東京五社のパワースポット巡りは、私が提唱しているオリジナルです。

新東京五社の神社

新東京五社の位置関係

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新東京五社の神社は、以下のとおり。

東京大神宮
千代田区富士見2丁目4-1

神田明神
千代田区外神田2丁目16-2

水天宮
中央区日本橋蛎殻町2丁目4-1

金刀比羅宮
港区虎ノ門1丁目2-7

日枝神社
千代田区永田町2丁目10-5

皇居(旧江戸城)がパワースポットであることはよく知られていますが、その周囲の神社を廻るのもパワースポット巡りとして大変お勧めです。

また、2012年にリニューアル工事を終えた東京駅は、エネルギー的にも非常に良くなりました。日本全国に伸びる鉄道網の基点であり、五社と皇居のエネルギーを全国に広げるポイントでもあります。

特定の場所を巡ることで、自分自身のバイブレーションを上げ、スピリチュアルな成長をもたらすというのは、古代から続いている方法です。日本だと四国八十八か所が有名ですが、東京の場合は、皇居・東京駅を中心として、周辺の神社を巡るという方法になります。

新東京五社の場合は、円状に位置する神社を巡るもので、円は縁に通じることになります。かつて漢字が中国から入ってくる前の日本語においては、読みが同じものは同じ意味になるということになっていたため、円を結んで巡るのは、縁を結んで巡ることになります

新東京五社各社の意味合い

新東京五社各社の意味合いを図案化してみると、下図のようになります。

各社の意味合いを説明します。

・東京大神宮 ・・・ 女性の縁結び/木

三重県伊勢市の伊勢神宮が総本宮になります。東京大神宮は、伊勢神宮を東京に勧請した神社になりますので、東京大神宮に参拝することは、伊勢神宮に参拝することにもつながります。また、東京大神宮は、神前式の結婚式の発祥の神社でもあり、縁結びとして知られ、最近は多くの女性が参拝します。
伊勢神宮の祀神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)という女神になります。そのため、神社象徴としては、「女性」であり、五行では、伊勢神宮は白木作りの代表的な神社であり、また稲作(植物)が重要な事柄なので「木」になります。

・神田明神 ・・・ 男性の縁結び/火

平将門を主祭神とする神社で、神田明神と呼ばれています。祭神は、大己貴・少彦名・平将門の順で表記されることが多いのですが、明治天皇が行幸するにあたって、大己貴・少彦名の神社とされた時期があったためであり、あくまでもここは平将門が主祭神になります。平将門は、関東を平定し、武士の発祥とも言われ、関東では人気があります。
神田明神は、朱色の社殿が特徴的ですし、土地のエネルギーも強く、「火」の要素になります。

・水天宮 ・・・ 子供の縁結び/水

福岡県久留米市の久留米水天宮が総本宮になります。社名の「水天」のとおり、水の神を祀る神社です。本来は仏教系の神であるので、日本では天御中主神が相当するとされています。また一方で、水の神は、安産・子授けの神とされ、子宝に恵まれ、安産になるとされる、戌の日には多くの参拝者で賑わいます。子宝以外にも、学校やイベントなどの大人と子供とが繋がるという縁結びでもあります。

・金刀比羅宮 ・・・ 仕事・お金の縁結び/金

香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮が総本宮になります。祭神の大元は、クンビーラと呼ばれるインドの水神と言われ、クンビーラが転じて金毘羅となり、瀬戸内海の海上交通の守り神として親しまれています。稲作は自然に存在していたものに人手が加わったものですが、海上交通は自然には存在せず、人が作り出した物流であり、仕事になります。また、社名の金刀比羅から、神社のシンボルマークとしては(金)が使われており、虎ノ門の金刀比羅宮のよるのライトアップは、ゴールドカラーになります。

・日枝神社 ・・・ 地域・家庭の縁結び/土

滋賀県大津市にある、日吉大社が総本宮になります。かつては江戸城内にあり江戸城鎮護、現在は、国会議事堂の裏にいちするため、国家鎮護の神社として崇敬されています。国家の基本単位は、各地域であり、されにはそこに住まう家族が基本ですから、地域や家族鎮護であり、またそれらを結ぶ縁結びになります。日枝神社の神は、山王とも呼ばれ、山の神になりますから、「土」の要素になります。

新東京五社の巡り方

公共交通機関でも自動車でも巡ることができますし、健脚の方であれば徒歩でも巡拝ことができます。公共交通機関で、一気に回れば概ね半日で周れ、身近な場所で巡拝することができるので、お勧めです。

巡る順番は、日本の神社の総本宮である伊勢神宮が基本になりますから、伊勢神宮を総本宮とする、東京大神宮から始めて、最後に円を結ぶ(縁をむすぶ)ために、東京大神宮に戻るということで、

東京大神宮 → 神田明神 → 水天宮 → 金刀比羅宮 → 日枝神社 → 東京大神宮

と一巡してください。巡るときに、なるべく途中に休憩や昼食を挟まないで、一気にまわるのがおススメです。また、その時にも、あれこれ考えるのではなく、無心で巡るとさらに良い結果を生み出します。

途中のルートについて、自動車や徒歩など自分でコース設定できる場合はなるべく円に近いルートの方が良いですが、公共交通機関の場合は、必ずしも円に近いコースになるとは限らないので、この場合はあまり気にしなくても構いません。

新東京五社の五色と五色不動

江戸城の周囲には、不動尊による五色の結界(五色不動)が存在することが知られていますが、この東京五社は五色不動と呼応し、東京の中心に強力な結界を張ることになり、また自分自身のエネルギーを上昇させることにもなります。

五色不動を同じようにプロットしてみると、

となり、五色不動を上下反転させてみると、ちょうど相生(相手を生み出す陽の関係:赤い矢印)と相剋(相手を滅する陰の関係:青い矢印)が反転する関係であることが分かります。

各神社の公式HP

東京大神宮
http://www.tokyodaijingu.or.jp/

神田明神
https://www.kandamyoujin.or.jp/

水天宮
https://suitengu.or.jp/

虎ノ門 金刀比羅宮
http://www.kotohira.or.jp/

日枝神社
https://www.hiejinja.net/


2009/04/12 作成
2022/11/20 更新:スマートフォン対応
2022/11/26 更新:写真を最新のものに更新

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